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果実店での出逢い
神父の湯
ラニちゃんに初めて会ったのは別府駅前にある「まるなか果実店」
(現在は果物屋ではなく、かき氷や綿あめを売るお店に変わっている)だった。
彼女はAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生でこの店で従兄弟のお兄ちゃんと一緒にバイトしていた。

APUは2018年現在、88カ国の国の学生が留学している多国籍な大学だ。
「別府温泉ルートハチハチ」の企画を撮影しようと思った時から、
この学校の生徒を何人かモデルにしたいと考えていた。
(北浜温泉テルマスでは52カ国の学生の撮影にも成功した)

今回の作品は「今までに見たことのない温泉写真」を撮ることを一つのテーマに掲げている。
日本人や金髪美女が広告用に温泉に入っている写真は見かけるが
アジアの、例えばインドやネパールやマレーシアの美少女や美男子が日本の温泉に入っている写真は
ネット上でもほとんど見たことがない。

だからラニちゃんを見た時に「この娘だ!」と思った。この子を撮影したら絵になるとすぐに想像が出来た。
別府に帰ってきて、メンタルのエネルギーが満タンだった僕は躊躇なく声をかけた。
ネパールではモデルのバイトもしていたというラニちゃんは
「はい、やってみたい、です」と少し片言の日本語で答えた。

そこから約半年、インスタグラムでやり取りをしながら、ようやく今回撮影することが出来た。
ネパールなら寺院か山にある温泉がいいという安直な理由で
撮影する温泉は長泉寺にある薬師湯に決めたが、結果としてはとても良い撮影が出来たと思う。
長泉寺の住職は電話での撮影依頼だったにも関わらず、
別府温泉の宣伝になるならと快く撮影を許可してくれた。
本当にありがとうございました。

撮影当日、お兄ちゃんのピーターが日本語がまだ上手に話せないラニちゃんに変わって
僕とメッセージのやりとりをしていたのは全部自分だと打ち明けてくれた。
いささか騙された気もしたが、ピーターも好青年だったからよしとしよう。
撮影した写真はオフィシャルサイトでチェックして欲しい。

東京神父

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Official Photo Gallery 2018.9.18 | 撮影:東京神父 | All Photo by Sinpu Tokyo.